そこはかとないブログ

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iDeCoのメリット・デメリットについて

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先日記事にさせていただいたもので『NISA』や『つみたてNISA』は

こちらをご覧ください。↓↓↓

 

ryos-business.hatenablog.com

 がありがたいことに反響をいただきましたので、あわせて日本で少し認知されつつある

iDeCo』のメリットや、デメリットをザックリとそこはかとなく解説します。

これを見て、興味を持ったや、何となくわかったとなっていただけると幸いです。

 

 iDeCoってそもそも何?

iDeCoの概要

iDeCo』とは『個人型確定拠出年金』というもので、確定拠出年金法というものに

基づいている私的年金です。

例えば、(条件を満たしていれば)強制加入の社会保険というのがあると思いますが、

任意で高額医療に備える医療保険等あります。このような保険制度と同じように

年金にも、強制加入のものと、任意加入の者があります。

この年金の任意加入と呼ばれるものが『iDeCo』なのです。

 

iDeCoの加入や受取に関して

自分で【申し込み】をし、自分で【掛け金を捻出】し、自分で【運用方法】を選ぶことにより、【掛け金と運用益をもとに年金を受け取れるもの】です。

この掛け金や運用益、給付を受け取る際には税制上の優遇処置が講じられている他、

会社員であれば、国民年金と厚生年金、自営の方であれば国民年金等にプラスして

より老後を豊かに送るための資産形成の一つである事でしょう。

基本的には20歳以上60歳未満の※すべての方が加入できるようになっております。

(※企業型確定拠出年金に加入してる方は企業型年金規約にて同時にiDeCoへ加入できるとただめている場合には加入できます)

 

iDeCoのメリット

iDeCoのメリットに関しては、基本的に『NISA』や『つみたてNISA』と似ている部分がありますが、先ほど自分で【運用方法】を選ぶと記載したようにiDeCoは自分で

投資商品を選んで運用します。

それは『定期預金』であったり『保険商品』であったり、『投資信託』であったり。

こういったもので掛け金を運用し、老後資金を準備していきます。

(※但し、元本確保型のものもあるのですが、選ぶものが投資信託等であると、

一般的な投資と何ら変わらないので、元本を割り込む可能性はあります)

 

ー掛け金が全額所得控除

例えばですが、掛け金を毎月1万円(毎月5000円以上と決まっています)とした場合、

その全額が税額軽減対象となります。

仮に所得税10%と住民税10%とすると、年間では2.4万円の税金が軽減されます。

(※所得控除に関しては様々な区分等もあるので、所得控除手続きに関して調べてみてください。)

 

ー運用益を非課税で再投資に回せる

金融商品(投資信託等)をを行うと、本来は源泉分離課税という課税をされます

(20.315%、ちなみに現在は通常の国税地方税合わせて20%に

復興特別所得税の0.315%が課税)

しかし、これがiDeCoでは非課税での投資が可能です。

 

ー受け取る時も控除がある

iDeCoは年金か一時金かという受け取り方の選択ができる場合が金融機関によって異なりますが、あります。年金の場合は『公的年金等控除』の利用ができ、

また一時所得に関しては『退職所得控除』の対象となります。こういった控除の内容は

知らないとそんなことも多いと思います。

そのため、概要に関しては国税庁のHP等で確認してみるといいかもしれないです。

 

メリットについてのまとめ

・掛け金が非課税

・自分で運用指示ができる

・受け取り時も税制優遇がある

 

このあたりかと思います。

 

iDeCoのデメリット

こんなに税制優遇があるのにやらないなんてもったいないと思う方もいらっしゃるでしょうが、当然デメリットはあるかと思います。

ただ、それをデメリットと感じるかどうかは各家庭のお財布状況となるので、

ご家庭に合わせて、考えてみてください。

 

ー元本を割り込む可能性

掛け金の元本を割り込む可能性が有るというとこはデメリットかと思います。

投資信託商品を自身で選べば、投資ですので利益が出るときもあれば、

市場の動向によっては元本を割ってしまう可能性が有ります。

 

ー受給は60歳から

当然ながら老後に備える商品の為、需給は60歳からとなります。

『NISA』や『つみたてNISA』と大きく異なるのがここで、

途中で卸したり等がしにくいというデメリットはあります。

急な出費があったり、そういったことでも下せないというのは難点ですかね。

 

ー申請方法が少々面倒

iDeCo始めてみようと思い、資料を請求し、申請書を見ると、

会社に提出書類等に目が留まるかと思います。

そうなんです。iDeCoって、会社で協力してもらう必要があるのです。

『事業主の証明欄』に記載をしてもらう必要がある。

これって、たとえ一か所だけだとしても、会社にお願いしにくいとかありますよね?

そういった点からデメリットに入るかなと記載させてもらいました。

後は、iDeCoをやってみたい場合はまず会社に確認をしてみることも必要でしょう。

 

 

iDeCoの結論

私自身が感じるiDeCoの結論に関しては、

『余裕があれば検討してみてもいいんじゃないか』

という事です。

毎月の掛け金を拠出し、老後に備えるということは必要です。

但し、将来に備えすぎて、今がおろそかになってはいけないと考えます。

そのため、今現状費用が多くかかるものがあり、拠出できないという状態や

無理やりという状態で取り組むものではないと思うからです。

 

ただ今後、老後資金というのは、平均寿命も延びてきている昨今では

避けて通れないところとなっております。

そういった中での一つの選択肢として、考えてみてはどうでしょうか。

(※ それと、投資商品でもあるのであくまで自己責任です。)

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