そこはかとないブログ

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自分の常識は他人の非常識、他人の常識は自分の非常識?

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タイトルにもある通り、今回の内容は基本的に

『生まれて育つ環境が違うのであれば、意識も違う』

ということを記載した内容になります。

(きわめて抽象的な内容になります)

 

1.環境説

かの有名なジョン・ワトソンという心理学者は今まで、どちらかというと

精神分析的な実験心理学というのがおおかった中で、客観的に観察可能な行動を対象と

するべきだという行動主義心理学を創始したのですが、

その彼の学説の中で、発達規定要因のおける優位説というのがあります。

 

これは、かみ砕いていうと、発達の段階で、人は経験をし、この経験による条件付けで

成り立つとした。

つまり、健康な幼児と、その子供を将来どうしたいのかという状況に応じて環境を

整えれば、何にでもできると、そのような学説である。

当時、この考えは少し極端な部分もあり、批判を浴びることになるが、

行動主義というのは確実に存在すると思う。

 

結局のところ、タイトルでも付けた通りによくいわれるのが、

自分の常識は他人の非常識のような言葉を聞いたことはないでしょうか?

一例としてあげますが、親が昔からベビーカーで電車に乗るときはたたんで乗っていた

家庭は、その子供が親になった時に、たたむのが当たり前と思っている。

そうでない家庭はたたむのを当たり前だと思っていない。

親が、リュックは電車に乗ったら、足元に置きなさいという教育を受けていた家庭では

その子供が大きくなると、そのように行動をするが、そう教えられていない家庭の子は

そのような行動はしない。

傘をたたむと教えられて育った場合には、傘をたたむが、そう教えられていない家庭では傘はたたまない。

 

つまり、何が言いたいかというと、

『社会において不平や不満が出るのは当然なのです』

ということです。

 

よくマナーというのを論じているものもあります。

でも、マナーというのは、社会の過半数程度の人が認知し、一致している

【これが正しい】というものということに他ならないのです。

 

でも、そうなると、

自分の常識ではない行動をされることはストレスに感じる方もいますよね?

しかも、これが虫の居所が悪いととにかく強く思うでしょう。

でも、そんなときは思い出してみてください。

この人は違う環境で育ったんだなということを。

 

2.遺伝説(成熟説)

これは、アーノルド・ゲゼルという方が唱えた説なのですが、

先ほどのものとは異なり、人は訓練や学習で一時的に環境的な影響があっても、

最終的には内的な成熟によって発達が決まるとしたものです。

 

これも、何となくわかりますよね?

 

公共の場でうるさくしていたことがあって、親も注意しなかったという状態があっても

その子供がなんかこれはおかしいのか?という経験をし、内的に成長していくことで

そういう行動をしなくなるとか、そういうこともあると思います。

また、多くの大人が状況で判断できたりとか、精神的に落ち着いてきた場合には

分別のつくようになってくることがほとんどです。

 

かといって、では、内的な成長を待つのか。

その人がいつになったら内的な成長をするのかもわからないし、

今後も必ずするとも限らないのに。

 

つまり、何が言いたいかというと、

『社会において不平や不満が出るのは当然なのです』

ということです。

 

ストレスに感じる方もいるでしょう。

ですが、そんなときも思い出してみてください。

この人はまだ成長している最中なんだということを。

 

3.最後に

今、ひとまず2つの説を書かせていただきましたが、どちらにも言える事は

『社会において不平や不満が出るのは当然なのです』

ということなので、

『まず社会のみんなが自分を客観的に見てみよう』

ということなのです。

色々ストレスを感じる事もあると思います。

現代はいろんなストレスや、苦悩、葛藤を抱え生きていることがほとんどです。

ただ、だからといって、それぞれの意思や権利が阻害されていいものではありません。

 

自分はこう思っているんだけどなという気持ちは全員がいったん捨て置いて、

客観的に自分屋相手を見てみましょう。

一呼吸おくことで違う世界も見えてくるかもしれません。

 

内容的にふわっとしてはおりますが、

ニュースや電車で旅客同士のトラブルなどで電車が遅れているというものが

多かったりもしたので、書かせていただきました。

社会のみんなに対して、少し寛容になれればいいですね。

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