将来的に働く先がなくなることへの考察
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昨今、様々なものが自動化や半自動化をしてきていますね。
例えば、レジであるとか、倉庫でのロボット使用、配送用のドローン etc...
このような比較的『簡単にできる作業』であるとかを資本力のある企業は
ロボットに任せる、もしくは機械に任せるということをしていき、ゆくゆくは
人件費をカットしようとしています。
そのため、今回は『将来的に働き先がなくなることへの考察』と題し、
話をさせていただこうと思います。
1.誰もができるものか、唯一できるものか
現在よく機械化や、自動化というもので聞かれるのが、
『レジ』であったりとか、『品出し』であったりとか『倉庫の作業』であったりとかが非常に多いと思います。また、『営業』とかもそうですよね。
今回、ローソンでも20年までにレジ無し店舗を開設するというような記事もあります。
いわゆる『簡単な作業』といえるものが対象であると思います。
また、企業としてはこうも考えるでしょう。
人件費を払って雇用しておくなら、導入費やメンテナンスを考えても半永久的に
使用できる機械を導入した方が、安上がりでリスクが無いんじゃないかと。
ここでいう簡単な作業というのは、どんな仕事でも当然ながら難しさはありますが、
それを他の人であるとできない仕事か?と聞かれたときに、
他の人でもできるというものであることに他なりません。
要するに『唯一性』の無い仕事という事です。
社会構造上この『唯一性』というのが給与であったりを決める大きなポイントになります。『唯一性』が無くても、利益率がいいものや単価が高いものということでの
給与が高いものもあります(不動産や半導体等)。
ちなみに、この『唯一性』というのを明確に示していたのが昨今話題になった
『AI人材』です。
AIに関する知識や技術を持っている人は新卒であっても、1000万円以上の年収を出す
というような企業のニュースが多く取り上げられてました。
このような事からも、やはり唯一性が高い業務は給与が高いということが言えます。
誰もができるものか唯一できるものかというところで今後働く先があり続けるのか
そうでないのかというところが変わってくるでしょう。
2.大手企業ではなく、中小企業での働き先
では、大手では資本を投入し、機械化やロボット化というものをしていくとします。
これはすぐすぐにはできないでしょうが、実現不可能ではないと思います。
そうなると、『じゃあ、資本力の無い中小企業なら大丈夫か』というと、
それはそれで安泰ではないと思います。
というのも、大手企業がそれだけ自動化に成功してきた場合に、中小企業の
資本を投入できない、人材だけで動かしている業界のような『非効率』な企業を
中間業者として存在させるでしょうか?
答えはNOだと思います。
しかも、大手で働いていた方が、働く先を探し、中小企業にあふれてくる可能性もあります。そうなると、需要と共有のバランスが崩れてくることでしょう。
その他中小よりもさらに零細な企業でも人材が余ってくるということになってきます。
また、大手企業で自動化が進み、中小企業への発注等がなくなれば倒産する企業も
増えてくる可能性が有ります。どちらにせよ、あまりいい状況とは言えませんね。
3.考察の結論
結構極端な例を挙げてきましたが、
結論としては、『自己防衛のための自分で稼ぐ力を身に着ける』ということが
必要になってくるでしょう。
その他唯一性が有るものでいうと、難しい資格であったりもそうですね。
でない限り、誰でも【変わるのいる】仕事だと、今後働く先がなくなることも
しばしばということになりかねません。
そうならないためにも、今から多くの勉強をし、自分が唯一という状態になれるように
していく必要があります。
勉強には遅いということも早いということもありません。
また、学校の成績等も関係ありません。
今のやる気でどうにでもなります。
何を勉強するのか、何が唯一になれるのかということを考えて、
それに向い努力をしていきましょう。
働く先がなくなったら、『自分で作ればいいや』というようなリスクヘッジができるようそんなことを夢見ながら努力を継続していきたいものですね。
では本日もありがとうございました。